実は癖毛の人がオーダーする時に言ってしまう言葉が 髪がまとまらなくなる一番の原因だった。

癖毛

縮毛曲線マスターのアンジェリック小林です。

今回は”実は癖毛の人がオーダーする時に言ってしまう言葉が 髪がまとまらなくなる一番の原因だった”

多くの癖毛のお客様が美容師にオーダーする時に言ってしまうその言葉とは…

”量が多いので沢山すいてくだい” 毛に厚みがあるので少なくして欲しい” ”できるだ軽くして欲しい”

多くの癖毛の方はボリューム、毛量の多さ、どうにもまとまらない状況から毛の量を減らして欲しいと”この言葉を”オーダーしているのではないでしょうか。

なぜこの言葉がオーダーミスになってしまうのか?

この言葉は間違ではないが、場合によっては髪がさらにまとまらなくなるオーダーミスになってしまう可能性があります。

これは癖毛のお客様の思い込みと美容師の技量にかかわっています。

では詳しく説明していきます。

 

実はそんなに髪の量が多い分けではない=思い込み

そもそも日本人の二人に一人は癖毛です。http://kuse-hair.angelique1999.com/?p=12で記述したように癖毛はいくつかの種類に分類され水素結合により毛の形状が変わります。

濡れている時より乾いた方が広がる、乾いた髪より濡れている時の髪の方が大きくうねるなど水分=湿度により癖毛はその形状が変化してしまいます。

例えば直毛の人と癖毛の人が同じ髪の毛の本数だった場合、毛の本数が同じなのに癖毛の人の髪の量が多く見えるのは一本、一本がきれいな整列の直毛に比べ縮毛は毛自体にうねりの不規則性があり毛の重なりが膨張してしまう為に毛が膨らんでしまうのです。

イメージしやすく髪を新聞紙に例えると一度丸めてクシャクシャになった新聞を伸ばした新聞紙、と折り目のないきれいなまっさらな新聞紙の厚さを比べるとシワの新聞紙の方がかさばって量が多くなります。

一度クシャクシャになった新聞紙は無数の折り目同士が膨らみながら重なりあうことにより、厚みが生まれてしまうので同じ枚数でも量がかさばってしまいます。

例えると癖毛はクシャクシャになった新聞紙=形状が変われば膨らまない

癖毛も一度丸めてくしゃくしゃになった新聞紙と同じです。

顕微鏡で癖毛を拡大して見ると一本、一本が曲がりうねっているので毛のおさまり、重なりが不規則で厚み膨らみがでてしまうのです。

クシャクシャの新聞にアイロンをかけて伸ばせば、癖毛の人が縮毛矯正をした状態と似ています。

実際、サロンに来店される癖毛のお客様は太く強い髪質の方が多いですが縮毛矯正で毛が真っ直ぐになると毛量は普通の髪質とあまり変わりません。

これが”実はそれほど量が多い訳ではな”い理由です。

癖毛の人が髪を”すく”とオーダーミスなのか

そしてもう一つ髪を”すく”と髪はどうなるのか

カット理論にこんな定義があります

”短い髪は長い髪をおす”

図のように同じ髪の長さの髪の中に短い髪を作ると短い髪が髪を押し上げます

癖毛問わずに美容師とお客様のカウンセリングの中によく出てくるワード”髪の長さは変えたくないけど量は減らして欲しい”

髪を”すく”とはスキ鋏という歯がギザギザの鋏で切れる箇所、切れない箇所ができるハサミで毛の長さは残しつつ量感を減らすカット技法です。

多様しすぎれば長さも短くなるし、切れば切るほど短い髪が長い髪を押し上げます。(図参照)

量を減らす=短い髪が中に沢山できるのです

使い方によっては収まりが良くもなるし、悪くもなります。

美容師のカットの技量との関係でオーダーミスになってしまうとは

すき鋏は使い方によっては”収まりが良くもなるし、悪くもなる”

ぱつんと真っ直ぐ切れる鋏と違いカットラインも曖昧なので加減がわからない人が使うと結果的に穴があくまですき鋏を使ってしまう。

短い毛が長い毛を押し上げるの理論を理解していないと正しいすき鋏の使い方ができない。

経験の浅い美容師、独自のカット理論を持っいない美容師はお客様の”言いなりになり”もっと減らして欲しいの要望に止めどなく”すいて”しまって、結果的にまとまりの悪いヘアースタイルになってしまう=短い毛が沢山できるので余計に広がる=自分では扱いが悪い

お客様の癖毛の質を理解していない、癖の質により的確なスタイルのアドバイスができない美容師にあたると”量を減らしたい、ボリュームを無くしたい思い”からのオーダーがあだになってしまうのです。

実際に年に数人、他店からのどうにもこうにもならなくなった癖毛のお客様が”ヘルプ”とご来店されます。中に素人レベルのカットをされて来店される人も少なくありません。(薬剤の無茶な使い方によるダメージも含む)

癖毛を矯正 癖毛が得意な美容師さんに担当してもらう

新聞紙に例えたように癖毛自体の髪質を変えて量、質感、形状を変えることにより切らなくても髪の量は減らすことができます。まずは収まりのいい髪質に縮毛矯正で変えてからその状態で的確なカット、すき鋏による毛量調整をすることで癖毛の人でも扱いやすい髪型になることができます。

癖毛は他種、多様です。経験値の高い、癖毛が得意な美容師さんに担当してもらうのが良いでしょう。

アンジェリックオリジナル縮毛曲線は量も減らせる

縮毛曲線は毛先が曲がるので髪がまとまり易い、まとまりがいいから量も減らせる、従来のただ真っ直ぐの縮毛矯正の欠点をすべてカバーできるアンジェリックオリジナルの縮毛曲線で扱いもよく似合うスタイルに癖毛の方でもなれます。

ぜひご相談ください。

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